2019年2月26日、20時28分に射手座の位置で下弦の月を迎えます。
下弦の月は、欠けていく月の時期のちょうど中間地点。次の新月から始まる新たなサイクルに向けて、浄化や調整をするタイミングです。
あちこちに散らばっている記憶や思い出、経験のなかから、ひとつひとつ必要なものだけを選り分けて拾い集めていくような時にあたりますね。
そして今回は射手座で起きる下弦の月。
射手座はその名の通り、はるか遠くに見える目標を見据えて、ビューンと矢を射るような星座です。
自身の可能性を広げ夢を叶えていくには絶好のエネルギーをもたらしてくれる星座と言えますね。
ところが。
注意すべき点は、自身の目標、目指しているゴールがハッキリと明確に設定されていないと、射手座のエネルギーは散漫なものになってしまうということ。
どこに矢を放ったらいいかわからず動けなくなってしまうんですね。
目指す場所がハッキリしないまま何となく過ごしていては、この下弦の月の時期にモヤモヤした気もちがより深くなっていくばかり、と言えるでしょう。
そもそも自分が何を目指しているのかわからない。
ハッキリと叶えたい夢や目標がないので、新月の願いごとはいつも例文を丸写ししてしまう。
そんな方にこそ逃さず活かしていただきたいのがこの射手座の下弦の月のタイミングと言えます。
あなたが目指すべき場所をハッキリ見定める重要なとき。
今回の射手座の下弦の月の影響や、効果的な過ごし方のヒントについてお伝えします。
射手座の下弦の月の効果的な過ごし方とは?
そもそも自分が何を望んでいるのか?自身の本当の夢や目標がよくわからない人に活かしていただきたいのが、この射手座の下弦の月。
、、、と、冒頭で書きましたが、
そんなことはない!わたしにはハッキリとした理想の未来のビジョンがあるし、その夢を叶えるために全力でがんばってます!!
という人も、もちろんいるでしょう。
そんな人にも、この下弦の月のタイミングで一度考えてほしいのです。
なぜあなたは、その夢を叶えたいのですか?
ということ。
周りの人々からの賞賛を集めたい。
自己肯定感を高めたい。
もっと自分を認めて欲しい。
より満足感や優越感を得たい。
どんな理由にせよ、そういった「夢を叶えたい理由」をざっくり大きくまとめれば、すべて「今よりもっと幸せになりたい」ということにつきます。
自分が何を目指すべきなのか?自分の夢や目標が定まらない、自分の望みがよくわからないという人は、
「自分が何をしたら今より幸せになれるのかわからない」ということなのです。
そこで。
この射手座の下弦の月のタイミングで、振り返ってみましょう。
今までに自分が幸せを感じた記憶や経験、活動について、思い返してみるのです。
人は年を重ねるにしたがって幸せを感じるポイントも変化していきますから、ここ5年くらいの経験のなかからピックアップするのがいいのかな、と思います。
自分の夢や目標がハッキリ決まっている人も、もしくは夢や目標がわからない、という人も、幸せを感じた記憶をひとつひとつ丁寧に思い返すことで、自分が何をしていると幸せを感じるのか、どうあれば幸せなのかがわかるでしょう。
そこから自分の夢や目標を新たに探し出してみるのもいいですね。
2月26日、射手座の下弦の月の星もよう
2019年2月26日、射手座の位置で下弦の月が起きるタイミングのホロスコープチャートがこちら。
射手座の月が、魚座の太陽により90度スクエアのアスペクト(角度)でツッコミをいれられてます。
“どこか”を目指して自ら向かっていこうとする射手座に対して、受容と共感力の魚座太陽が、「自分から動くだけでなく、こっちにやって来たものを受け入れる姿勢も大事ですよー」って諭しているような雰囲気。
さらに、月は牡牛座の火星と150度クインカンクス(インコンジャンクト)というアスペクト(角度)で結ばれてます。
まったく異質な場所にいる火星が、これまた月に冷静なツッコミをいれているような関係性。
火星の滞在している牡牛座は、じっくりじわじわ基盤を固める地の星座。
飛び回るのもいいけど、もうちょっと落ち着いて考えるのも大事だよー。
って、アドバイスしてくれてますね。
そしてトドメは山羊座冥王星との45度セミスクエアのアスペクト。
セミスクエアは、90度スクエアの半分の角度。スクエアほど圧力は強くないけど、なにかとストレスがかかる関係性。
自由を求める気もちを、グッと封じ込められるかのようなストレスを感じるかも。
月にあらゆる位置から遠回しなプレッシャーがかかってますね...。
こんなときは無理して動き回ると逆に疲れるだけ。
じっくり落ち着いて気もちを休めて、リラックスしながら自分の内側にフォーカスするのが、この射手座の下弦の月のベストな過ごし方でしょう。
まとめ
次の3月の新月は、徹底浄化とヒーリングの魚座新月です。
さらに4月には月星座的新年とも言える、牡羊座の新月が待ってますね。
春に向けて、新たな活動の芽が続々と顔を出しそうなこの時期。
この下弦の月のタイミングで一度立ち止まって、自分のほんとうの望みを見つけてみてくださいね☆