小天体キロンが教える、あなたが癒してあげるべき魂の傷とは？

先日、占星術で“心の傷”をあらわすとされる小天体キロン（カイロン）のお話を書きました。

キロンはひとつの星座に７～８年滞在し、個人が生まれつき抱えている「コンプレックス」とか「人に触れられたくない場所」みたいなものを表しています。

自分が生まれた時に小天体キロンがどこの星座に位置していたか？他の星たちとどのような配置関係にあったかで、あなたが自分のなかで癒してあげるべきポイント、そして触れないよう守るべきポイントが見えてきますよ！

それではさっそく12星座別のキロンの星座のテーマをお伝えしていきますね。

2019年2月19日からおよそ8年間の牡羊座キロン時代の過ごし方や特徴については「2019年2月19日、小天体キロンの牡羊座入り。真の意味での自立を求められる8年間に。」の記事をご参考に☆。

12星座別キロンがおしえる、あなたの癒すべき場所

まずはご自身の生まれた時のキロンの位置を無料ホロスコープサイトなどで調べてみましょう。
※サイトによってはキロンを表示しないものもあります。

キロンを表すのはこの↑マークですよ。

生まれたときにキロンが牡羊座に位置している人は、自分でも原因のわからない怒りの種を常に抱えています。
他の人にとっては何でもないことでも、自分がそれを言われたりされたりするとどうしようもない怒りが芽生える。
そんな限定的な弱点を隠し持っているのです。

他人と競争したがり、自分が負ける前に参加自体を拒否するような孤立主義の部分もあるでしょう。

生まれたときにキロンが牡牛座に位置している人は、とにかく変化する事を恐れます。

また自分の持ち物やお金を失うことに異常な恐怖心を抱いている場合も。
所有欲が強く、不要な物をため込んで安心感を得ようとする性質もあります。

生まれたときにキロンが双子座に位置している人は、自分が手をつけたことを終わらせることへの恐怖心を抱えています。
また他人の活動や成功が気になり、他者のゴシップが入ってくると安心します。
他者からジャッジされることを極端に嫌がる性質もあります。

生まれたときにキロンが蟹座に位置している人は、「家庭」「家族」という概念への恐怖心を抱えています。

実際に家庭内不和を抱えている人もいるかもしれませんが、表面的にはうまくやっていても
心のどこかで「家庭」に対する違和感や不安感があります。

生まれたときにキロンが獅子座に位置している人は、平凡な人生や生活を恐れます。

常に何か現実離れしたドラマを求めて物足りない気持ちを抱えているかも。
現状に満足できず、理想が高すぎて妄想レベルにまで達している人も。

生まれたときにキロンが乙女座に位置している人は、特定の分野で極端に完璧主義なところがあります。

中途半端に終わる位なら一切手をつけたくない、と感じている事もあるかもしれません。
また自身の身体に他者には理解できないようなコンプレックスを抱えている場合も。

生まれたときにキロンが天秤座に位置している人は、他者と平等な関係性を築く事に苦手意識を抱えています。

また、自分の不安を埋めたいがために異常なまでに交友関係を広げていく人も。
カジュアルな恋愛に対する苦手意識がもともとある場合も。

生まれたときにキロンが蠍座に位置している人は、以上に性に対する嫌悪感があったり、
また逆に異常なほどに性に対する執着が強かったりします。

自分の心の不足感を埋めるために特定の人間や物事に執着したり依存したりすることも。

生まれたときにキロンが射手座に位置している人は、偏った思想にハマりがちです。
盲信的に、根拠のない高尚な思想や理論を信じ込み、現実的なバランスを取ることを拒む傾向があります。

生まれたときにキロンが山羊座に位置している人は、異常なまでに仕事やキャリアに執着しがちです。
「ひたむきに野心を抱いて頑張っている自分」をつくり出す事で不安感を埋めます。

とにかく高い地位やキャリアを獲得する事に必死です。

生まれたときにキロンが水瓶座に位置している人は、感情に支配されることを極端に嫌います。
そして異常なまでに「個性」を求めてとんでもない行動に走る人も。

生まれたときにキロンが魚座に位置している人は、依存症に陥りがちです。（何に依存するかは人によります）
自分と他者や物事との境界線を消したがり、異常なまでに献身的になったりのめり込んだりします。

いかがでしたか？

キロンはあくまで小惑星。メジャー天体ではないので、人によっては上記のような影響を感じにくい場合もあるかもしれませんね。

ただ、自分にはこんな弱い部分があるんだな、と覚えておくだけでも気持ちは楽になるでしょう。日々の生活の中で自分の抱えている魂の傷を大事にケアして癒してあげましょう。