前回、占星術的新年である春分の日の過ごし方について書きました。
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占星術的新年と呼べる日は、実はもうひとつあり。
牡羊座の新月(新月を牡羊座の位置で迎える日)もまた「新しいスタートの日」「宇宙からの影響がガラリと切り替わる日」と言われているんですよね。
ちなみに今年の牡羊座の新月は4月16日です。
春分の日と牡羊座の新月、どっちも新しいシーズンの始まりと言われるけど果たして何が違うのか?
今回はそれぞれの日がもたらす影響の違いや過ごし方について書きたいと思います!
4月の牡羊座の新月もスタートの日。春分の日と一体何が違うの?
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毎月訪れる新月は、新しいことを始めたり目標を立てたりするのにふさわしい日です。
中でも12星座の1番最初の星座、牡羊座は「スタートダッシュ」の星座ですから、牡羊座で迎える新月は他の新月に比べて「スタートさせたことの加速力&瞬発力」が格段に違ってくると言えます。
自分の願望を可視化したビジョンボード(お宝マップ)作ったりしますからね。
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春分の日のスタートと牡羊座の新月のスタート、一体何が違うのか?
それは、春分の日はこの地球における太陽がもたらす影響が切り替わる日であり、牡羊座の新月は月のもたらす影響が切り替わる日、ということ。
シンプルに言うなら、春分の日は「太陽の新年」、牡羊座新月は「月の新年」ってこと。
太陽のもたらすものは「目に見える外的な影響」です。社会の中での自分の立ち位置ややるべきこと、環境を切り替えていきます。
仕事、結婚、ビジネス、趣味。その他何でもいいですが、他人から見える領域でのスタートが春分の日のテーマ。
一方、月のもたらすものは「感情など目には見えない内側の変化」です。
自分の感情や想い、考えていること、他人にはわからない内面の切替。
これが牡羊座新月のテーマ。
だから新月に願いごとをするといいよって言われているんですね。
じゃあ牡羊座の新月に新しい習い事を始めるとか、新しい活動を始めるとか、そういった目に見えるスタートのアクションは意味がないのか?
というと、決してそんなことはありません。
起こした行動には必ず自分の気持ちも伴っていますからね。
だから、「何かを始めた」って形式だけじゃなくて、新月は特に「気持ちもついていく事」が大事。
やって満足、で終わらせない事。何か新しいアクションを起こしたら、同時に自分の気持ちもそっちの方向に切り替えていく事。
仏教とか心理学では、目に見える世界はすべて自分の内面の投影っていう考え方もありますし。
自分の内面が切り替わることで、自然と自分を取り巻く環境も変わっていくでしょう。
3月21日の春分の日には何かしらの目に見えるスタートのアクションを起こす。
4月16日の牡羊座の新月にはきちんと気持ちや感情も切り替えられるアクションを起こす。
太陽の新年と月の新年、それぞれの性質に合った過ごし方ができるといですね。