皆様こんにちは。水星 亜弥子です。
先日、何気なくミュージックステーションを見ていたら、小沢健二さんが出てました。
私が音楽に興味を持ち始めた頃、サブカル青文字系女子の憧れの的だったオザケン。
元祖おしゃれ草食ボーイ。懐かしいなぁと思って見てたんですけどね。
今月公開した映画「リバーズ・エッジ 」の主題歌「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」を歌ってるそうな。
そうそう、あの岡崎京子さんの漫画「リバーズ・エッジ 」ですよ。
何その90年代サブカルコラボ!!
今回の小沢健二さんの新曲は、まんま岡崎京子さんのことを歌ってるようです。こんな歌詞があります。
はじめて会った時の君
ベレー帽で少し年上で言う
小沢くん、インタビューとかでは何も本当のこと言ってないじゃない
―アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)より―
岡崎京子さんはすごかった、なんて言われるけど、今でもすごいんですよ。とオザケンがタモさんに語ってました。
岡崎京子さんの漫画は、まさに世紀末退廃ムードな90年代という時代を切り取ったかのようなお話なんですよね。
今回映画化したリバーズ・エッジ も、閉塞感の漂う社会のなかで、ふつふつと登場人物たちの生命力とかドロドロの内面が湧きあがってくるような、そんなストーリー。
以前沢尻エリカさん主演で映画化したヘルタースケルターもそう。
ヘルタースケルターは全身整形サイボーグの女優の話ですが、これもまた上っ面の虚飾に対抗する人間のドロドロした生みたいなものの対比がテーマ。
岡崎京子さんの漫画って、物事とか人間の本質をえぐり出すような内容なんですよね。
…なんてことをボーっと考えてて、ハッと気がついたのです。
前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。
生と死とか、人間の見えない本質とか。そういう部分をとことんえぐり出し追求する性格。
絶対に岡崎京子さんは蠍座の星の影響が強い人に違いない!!
確信を抱いた私はさっそく調べてみましたよ。
○岡崎京子さんのホロスコープチャートはこの様な感じです。
岡崎京子さんは1963年12月13日生まれの射手座女子。
太陽は蠍座ではなかったようですが…果たして他の星はどうでしょうか。
出生チャートはこちら↓
画像参照:「MyAstroChart」
でた!!月X蠍座!!しかも海王星と重なってる(コンジャンクション)。
出生時間がわからないので正確な月の位置もわからないのですが、蠍座の月である事はまちがいない。
そして何時に生まれてても10度以内で海王星と重なってる配置。
月は生まれつきの本質、自分の変えられない根っこのようなもの。
そして蠍座は、「隠されている真実」を扱う星座です。生と死と再生を司り、社会的な建前や虚構の裏に隠された生臭い真実を追求していく星座と言えます。
その月に際限なく物事を広げるカオス星、海王星が重なってますから。
普通では考えられないほどにのめり込んで、現実と空想の狭間も乗り越えて、物ごとの本質や真実をえぐり出さねば気が済まないタイプと言えるでしょう。
あと、単純に海王星の影響が強い人は映画や小説、マンガなんかの創作活動に向いてますからね。
水星、金星、火星が山羊座。「言葉」をテーマに持つ水星は、火星が重なることにより前に向かって突き進んで行くアクティブなエネルギーが宿り。
そして乙女座の天王星、冥王星から120度のトラインの位置からサポートを受けてます。
山羊座も乙女座も地の星座。地の質が良い方向に強調されてる星周り。
着実にキャリアをコツコツ積み重ねていくタイプですが、天王星と冥王星という強烈かつクレイジーな星からの後押し受けてますからね。
ベタな成功とかキャリアアップを望むタイプではないです。とんでもない方向性に向かって行ったりありえないようなステージでコツコツ努力を重ねていくタイプです。
はい、もう一度ここで小沢健二さんの新曲の歌詞。岡崎京子さんがオザケンに放った言葉。
「小沢くん、インタビューとかでは何も本当のこと言ってないじゃない」
やはり、とことんまで真実を追求する方なんでしょうね。岡崎京子さん。
まだ読んでない作品もたくさんあるので、この機会に読んでみようかなぁと思いました。