6月9日は射手座の位置で満月。
射手座らしいおおらかで楽天的な雰囲気にあふれつつも、月と近い度数に在る土星(0度のコンジャンクション)、90度の角度に位置する海王星(スクエア)からのツッコミがはいり、少々射手座らしい自由さに制限がかかりがちな面もありそうです。
射手座の満月にツッコミを入れる土星と海王星
修行や試練の星、土星が、自由と冒険を愛する射手座の満月にも制限をかけそうですね。とはいっても、土星が他に課するハードルは、意味のあるハードルです。その制限を乗り越えた先にはさらにレベルの高い冒険の世界が待っているでしょう。
そして夢やロマンの星、海王星。月とスクエアで関わり、さらに土星との関係性も出てくることで、「自己犠牲」がテーマの星になってきます。
射手座の満月は、どこかにターゲットを定めて飛んでいきたいエネルギーを有しています。しかしそこに海王星が、アレも見て、コレも考えて。と、あらゆる可能性を持ち出してくるということ。そういった意味での「自己犠牲」です。
今回の射手座の満月はタロットカードの吊された男のよう。
タロットカードの「吊るされた男(Hanged man)」は、海王星の「自己犠牲」の側面を表しています。
「吊るされた男」は、縛られているように見えて実は自ら望んで吊り下がっているということ。
頭の後ろの後光は、悟りを表してます。
ただし、自らどこかに動いていける体勢ではありませんので、何が起きても受入れますよ、っていう「受容」とか、「犠牲」や「献身」なんて意味があります。
今回の土星と海王星のツッコミがはいっている射手座の満月、ここではないどこかに自由な精神で吹っ飛んでいきたいところですが、吊るされた男のように一度止まって周りをよく見回すことを忘れずに、他の人のこととか自分の置かれてる状況もきちんと確認しておきましょう。
まとめ
少々堅苦しい満月話になってしまいましたが。この日を境に拡大と発展の星、木星も逆行期間が終わり順行に入ります。今まで積み重ねてきたことが徐々に広がっていく期待ができます。
ここから肩の力を抜いてリラックスして、今までの活動を広げて発展させていけそうですね。
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