おはようございます。水星 亜弥子です。
先日、お笑い芸人のガリガリガリクソンさんが酒気帯び運転で捕まったというニュースがあったので。
今回は占星術で観る泥酔&酩酊しやすいホロスコープチャートについて書きたいと思います。
お酒やドラッグなどの酩酊状態は、夢とロマンの星、海王星の領域です。
個人の出生時のホロスコープチャートの海王星が、その他の星とアスペクト(特定の角度による関係性)が多かったりして主張してると、酔っぱらって失態を冒しやすいですね
お酒ならまだマシですが、ドラッグで逮捕される人も同様です。
私の個人的な海王星のイメージは、太宰治です。
ちょっとナルシストで自分の世界観をどこまでも広げて酔いしれちゃう夢とロマンに溢れた酔っぱらい。ってとこでしょうか。
ガリガリガリクソンさんの酔っぱらい度はどこに表れてる?
[ad#ad-1]ガリガリガリクソンさん、1986年2月19日生まれ。
12星座占い通りの区分では「みずがめ座」だけど、出生時間がお昼以降なら太陽は魚座にはいってたみたいですね。
(12星座占いのうお座は2月20日生まれ〜)
魚座の支配星は海王星なので、ここでも酔っぱらい度が上がってます。
(魚座の人がみな酔っぱらいというわけではないですよ)
そこにピタリとみずがめ座の木星がほぼ同じ度数に位置している(コンジャンクション)。
うらやましい…。
木星は拡大と発展の幸運星です。
木星が太陽(自己)を常におおらかな愛情で包み込み肯定してくれてるわけです。ガリガリガリクソンさんのように出生時のチャートが太陽と木星の0度(コンジャンクション)の人は、本人の感覚としては常に人生イージーモード。何をやっても「いいね〜最高だね〜」と木星さんに持ち上げられてる感覚です。
一方で、そんなこれまでの人生で培ってきた「何しても大丈夫」という根拠のない自己肯定感が、今回のような甘ったれたトラブルを引き起こしてしまったのかもしれませんけど。
そして酔っぱらいの星、海王星がどうなっているのかというと。
やぎ座の海王星を頂点として、さそり座の冥王星と魚座の金星が両側から60度(セクスタイル)で関わり、「小三角」という複合アスペクト・パターンを形成してます。
これもまた、良い方向に活かすことができたなら非常に良い配置。
魚座金星(夢の世界のワクワク感)がさそり座の冥王星によってちょっとマニアックで限定的な趣向に偏ってる。実際のガリガリガリクソンさんをあまりテレビで観た記憶がないのですが、けっこうオタクっぽいかも。
そして、そんなオタクっぽい質がやぎ座の海王星に集中し外の世界に向かって拡散されてる感じ。あ、もしかしたらこんなところがテレビの前で見せる彼の芸風そのものなのかも?
彼の海王星は良い感じに生かせれば表現者としてはオリジナリティがあっておもしろい事ができる雰囲気なんだけど、一方でちょっと羽目をはずしすぎて今回のような酩酊状態に陥りやすい面もありそうですね。
海王星が主張してお酒やドラッグでの失敗をしてしまったその他の有名人
海王星の主張でお酒やドラッグでの失敗をしてしまったその他の有名人、まずは過去に記事を書いたサッカーのマラドーナ選手とか。
過去記事:「憎めないキャラNO1のマラドーナさん、オバちゃん度MAXです。【占星術】【有名人鑑定】」
あと、2016年に覚醒剤使用で逮捕された清原和博さんとかね。
この方、天体がギューって獅子座と乙女座近辺に固まってるちょっとおもしろいホロスコープ・チャートなのですが、海王星に太陽を含めた5天体がギューって集中的にアスペクトを形成してて。
特にさそり座の海王星が獅子座の太陽と木星に90度(スクエア)で関わっているのは、ブッ飛んだ世界に足をズブズブにツッコみやすいタイプだといえるでしょう。
あと歌手のASKAさん。
彼のホロスコープ・チャートは珍しいほどにアスペクトだらけでカオスです。
占星術の複合アスペクト・パターンの見本として使えそうな感じ。
まず、葛藤が葛藤を呼ぶ不動宮の「グランドクロス(4天体が90度同士で四角形を形成)」があり、すごく一つのことに対するこだわりや執着が強すぎて人生ハードモードなタイプ。(あくまで内面の話です。)
一方で、アーティストに多いと言われる「ミスティック・レクタングル(4天体が長方形に関わる)」という複合アスペクト・パターンも同時にあり。
水の星座と土の星座の組み合わせで、感情に訴えかける世界観を楽曲としてコンスタントに表現できる才能に恵まれているのでしょう。
そして、海王星がどうなっているかというと、まず葛藤を呼ぶグランドクロスの中に配置されてますし、合計6天体も何らかの形(アスペクト)で関わっています。
一言じゃ言い表せないんですけど、もうカオスな夢とロマンの世界がどこまでも広がっちゃってますから、やっぱり酔っぱらい度数は格別に高い人です。
拡大と発展の星、木星が海王星と0度(コンジャンクション)。そして120度(トライン)で太陽(自己)に関わっていることもみると、もうどこまでも酩酊状態が広がって社会的な現実と夢の世界の境界線があいまいになっちゃうタイプかもしれません。それもかなり過剰に。
海王星はうまく使えば優れた表現活動に活かせます
ここまで、まるで海王星の影響が強い人は酒やドラッグによる酩酊で失敗しやすい、みたいな感じで書いてきちゃいましたが。
海王星は夢とロマンの星です。
冒頭でも書きましたが、まさに太宰治先生です。
酔っ払って失態の方向に向かってしまうと破滅の道をたどりますが、一方で良い方向に活かしていけば、そのどこまでも広がる夢のある世界観が、クリエイティブでアートな表現活動に活かせると言えるでしょう。
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