こんにちは。星よみ活動家の水星亜弥子です。
ここ最近のメディアの報道やSNS上で投稿される惨劇を目にして、「世界は100年前に逆戻りしようとしているのか。過去の過ちを再び繰り返すのか?」と強い憤りを日々感じています。
ロシア大統領プーチン氏の星からも、帝王の暴走が今後も加速していくことが予想されます。
2020年12月22日、約180年ぶりとなる時代転換が起きましたね。
水瓶座で起きたグレートコンジャンクションを境に地の時代から風の時代へと移行したのです。
※そもそも、なぜ今が「風の時代」と呼ばれているのかについては「地の時代から「風の時代」へ。約200年ごとの地球変革期【グレートミューテーション】とは?」の記事をご参考に!
新たに迎えた「風の時代」の特徴をざっと挙げるなら、
- 知
- 対話
- 自由
- 独立
- 平等
- 個人の権利
- オンラインやネットワーク
- IT産業
- 人との関わり
- 宇宙(スピリチュアル的な意味でなく)
といった所でしょうか。
占星術に深い関心がなくとも、あらゆるメディアで「風の時代」というキーワードが取り沙汰されているので、すでにご存知の方が多いかとは思いますが。
自由で平等で他者との関わりやネットワークが重要になる時代であり、以前の「地の時代」のような「富・金・土地・権力」を貪欲に追い求める時代は終わったはずでした。
だからこそ、強い疑問が生じます。
風の時代なのに、なぜこのような争いが起きるのか!?と。
今回の記事では、今この新たな時代に争いが起きる理由や私たちにできること、ロシアのホロスコープチャートから読み解く、国の性質や未来についてお伝えしていきたいと思います。
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風の時代なのに争いが起きる理由は?
自由と平等を象徴するのが風の時代なのに、なぜまた愚かな歴史が繰り返されようとしているのか?
その理由について占星術的な視点から考察してみました。
1・新たな時代に移行する初期段階の暴走
先ほどもご紹介した風の時代についてのコチラの記事で、私はこんなことを書きました。
もっと自由で平等な世界が実現するのは、風の時代が始まってすぐというわけにはいきません。
今の私たちが生きている時期は、まだまだ「地の時代」の名残が残っていますから。
古い価値観と新しい価値観の激しいぶつかり合いが起きてきます。これから20年くらいは、かなり激しい時代に突入するんじゃないかなと思います。
「地の時代から「風の時代」へ。約200年ごとの地球変革期【グレートミューテーション】とは?」より。
そう。今はまさに古い時代と新しい時代の価値観のぶつかり合いが行われている時期。
旧時代に居心地の良さを感じていた人、おいしい思いをしていた組織ほど、大声を出して暴れて抵抗します。
その様子はさながら、保育園初日の子どもの様。新しい環境に入れられて、不安と恐怖で大暴れ。
2000年から2008年、そして2012年から現在まで。およそ18年以上もの間、大国のトップに君臨し続けてきたプーチン大統領。
旧時代の為政者ほど、今の時代の流れが苦しいはずです。そして必死に悪あがきします。
そして・・・権力持ってる高齢男性ばかりがトップに立つ日本という国も、これからの時代、かなり厳しい局面を迎えることになるかもしれません。
2・風の時代はすなわち革命の時代だから。
風の時代を象徴する「自由と平等」という言葉。明るく楽しくのびのびした印象を抱きがちなのですが。
この「自由」という表現が曲者です。
英語で表現すると、「Freedom(フリーダム)」と「Liberty(リバティ)」、2種類ありますね。
どちらも自由や解放と訳される言葉なのですが。
明るく楽しくふわっとゆるーくのびのび開放的に過ごす。これは前者の「Freedom」の方。
一方、個人の尊厳や権利を得るために闘って勝ち取る自由。これは「Liberty」。
そして、風の時代を象徴する「自由」は、「Liberty」の方なのです。
これは風の時代に移行するきっかけとなった、2020年12月のグレートコンジャンクションが水瓶座で起きたということからも窺えます。
水瓶座やその支配星の天王星の雰囲気というのは、まさに「個人の自由と権利を求めて闘う」ような激しさがあるのです。
何もせずにのびのび自由にみんなで仲良く楽しく暮らすのが新時代の生活様式ではありません。
むしろ、自己の権利を主張し、自由と平等と尊厳を自分の手で勝ち取る!といった荒々しさや激しさを伴っているのが今の時代の流れなのです。まさに革命と闘争の時代、ですね。
・・・とは言いましても、破壊や暴力を行使するのは、間違ったやり方です。当然のことながら。
暴力をともなうやり方を容認してはなりません。
古い時代のやり方を正当化させないように、私たち1人1人がきちんと声をあげて、間違いを正していかなくてはならないでしょう。
今の時代だからこそ私たちにできること
1・個人の情報収集と発信が力に変わる
新しい時代に移行してもなお、100年前と同じ愚かな歴史が繰り返されるのでしょうか?
その答えは、否。
私たち1人1人が強い意志を持って反対を表明するなら、愚かな行いを必ず止めることができます。
何故なら、私たちには100年前にはなかった「力」があるから。
その力とはつまり、「個人の情報収集力と発信力」です。
2010年末頃に中東や北アフリカ地域で起きた反政府民衆運動「アラブの春」も、SNSを通じて弾圧の様子や反政府デモの情報が一気に拡散されたことで実現したと言われています。
個人が世界に向けて自由に言葉や情報を発信し、共有できる時代です。
国家がいくら情報を規制し洗脳しようとしたところで、個人間で事実共有は簡単にできるのです。
SNSをフル活用して、情報を集めましょう。そして有用なものは共有・拡散しましょう。(フェイクニュースもたくさんあるので要注意ですが)
SNSは、必ずこの時代を生き抜く個人の「力」になりますから。
2・物事は多角的に見て判断すること
SNSでの知識や情報の収集や発信、共有が大事!と前項で記しましたが。
その上でもっと大切なのは、「物事は多角的に見て判断すること」です。
言われたことをそのまま受け入れて信じこむ。
そのままでは、どこかで大きいものに支配され取り込まれてしまいます。
巡ってきた情報は、必ず自分で一度考えて正しいかどうか見極めること。
「自分が見たいものだけを見てしまいがち」なのが、ネット検索やSNSの罠です。
例えば、「牛乳は体に悪い」という情報を耳にしたら、
「牛乳 毒 病気」とか「牛乳 太る」みたいなキーワードで検索してデメリットばかりを集めようとしてしまいませんか?
ネットやSNSで情報を集める際には、必ずあらゆる側面から物事を見ることを意識して。
そして、必ず自分の頭で理解し、判断することを心がけましょう。
大きいものに洗脳されないよう、注意して。
仲間との協力体制を築く!
国家や政府など、大きな力に取り込まれないようにするために、個人同士の横の繋がりはマストです。
ピンチの時にお互いが協力し合うことのできる関係。意識して人々とつながっておきましょう。
個人の力がそれぞれ結びついた時に、国を揺るがすほどの大きな力に変わります。
ロシアという国の性質と今後を星から読み解く
1991年12月25日、ソ連が解体しロシアが建国された日のチャートです。
建国宣言が出された時間が正確に分からず、ひとまず海外サイトに掲載されていた時間(17時25分)で算出。
太陽は山羊座。さらに天王星、海王星にブラックムーンリリスにドラゴンヘッドと、見事なまでの山羊座国家!!!
太陽と調和する月は乙女座(時間帯によっては獅子座の可能性もあるのですが)。拡大と発展を司る木星も乙女座ですね。
地の星座に星が集まるロシアは、まさに地の時代(旧時代)の体制を象徴するかのような存在です。
個人の自由と権利よりも、組織の結びつきと力がとにかく強い。
そして「義務と課題」の土星は水瓶座にありますし、そこに「痛みや傷」を示す小天体キロンが向かい合ってますので、ここが風の時代の流れを素直に受け入れられなかった要素なんじゃないかと。
新しい流れに柔軟に対応するのが、それはもう苦手なわけですよ。
ガシガシ自分の力を拡大し誇示して上へ、上へと目指してきたのに。
風の時代の「対等、平等、博愛主義」みたいなムードが耐えられないのでしょう。
2020年末から、土星が生まれた時(建国時)と同じ場所に巡ってくる「サターンリターン」の時期に突入しています。
国家がもう一段階上のレベルに成長、発展を遂げるための通過儀礼の時期です。
苦難や葛藤に負けず、前向きな努力(それがどういったものなら良かったのかはわからないけど・・・)を重ねていれば、調和の取れた素晴らしい国家へと成長していたのかも。
サターンリターンのプレッシャーを間違ったやり方で解消しようとしてしまった今。
さらに2022年5月以降は木星が建国時の太陽と緊張関係に入り、7月頃に火星もそこに参入。ますます甘えや暴走が生じそうな気配・・・
その前に。どうにかしてこの状況を収めなくては厄介なことになりそうです・・・
平和を個人で表明、発信しよう。
「#平和」という言葉を目にすることが増えてきましたが。
「そもそも、争いに賛成している一般市民などいるのだろうか?」という疑問がふと湧きました。
よほど特殊な主義思想の持ち主でない限り、争いに賛成する人などいないでしょう。
でも、争いに賛成はしていなくても「無関心」な人は多いはず。
そして、
「争いに賛成」している人と同様に「無関心」も問題なんじゃないか?と思ったのです。(回りくどい表現ですまぬ)
ほら、マザーテレサの「愛情の反対は憎しみではなく無関心。」という名言があるではないですか。あれと同じです。
無反応は無関心と同じようなもの。何ができるかはわからないけれど、自分なりの方法で「#平和への祈り」を表明し発信してみようと思い、この記事を書きました。
1秒でも早く、この事態が収まりますように。