2020年5月5日 ドラゴンヘッドの双子座入り。人とつながり新たなコミュニティが生まれ始めるとき

ドラゴンヘッド ドラゴンテイル 占星術 日々の星読み

2020年5月5日、この2020年において注目すべき星のイベントのひとつが起こります。

 ドラゴンヘッド(ノースノード)が双子座に、そしてドラゴンテイル(サウスノード)が射手座に移動する のです!

・・・強烈な山羊座ドラゴンテイルのプレッシャー時代から抜け出して、ちょっと一息。

ドラゴンヘッド、およびドラゴンテイルは太陽と月の軌道の交点。ひとつの星座に約1年半滞在し、  【私たちがその時期にフォーカスするテーマ】 を教えてくれます。

※ちなみに、ドラゴンヘッド、ドラゴンテイルは英語圏では「ルナー・ノード(Lunar nodes)」と呼ばれることが一般的です。

後ほど詳しく説明しますが、ドラゴンヘッドは「今世における課題」、ドラゴンテイルは「前世から慣れ親しんだパターン」を表すポイントです。(惑星ではないので、「ポイント」という呼び方をしています。)

どちらも私たちが「前世から引き継いだもの」を示しています。

ちなみに、心理占星術では「母親との関係性」を表すという扱いをしているようですね。

前回のドラゴンヘッド・ドラゴンテイルの星座移動は2018年の11月。蟹座と山羊座の軸に入りました

https://charkhanote.com/2018/11/northnode-astrology/”]

2018年末から今までのおよそ1年半、上の記事でも書いたように「自分が帰る居場所を確認したり、所属する集団(会社や家庭など)の中でなんらかの責任を果たす」ことに集中した時期だったのではないでしょうか?

さて、これからの1年半はドラゴンヘッド・ドラゴンテイルは双子座と射手座の軸に移動していきます。

今回の記事では 双子座・射手座のドラゴンヘッド・ドラゴンテイル時代の到来!これから2022年1月までの期間に私たちが取り組むテーマとは? なんてことを詳しくお伝えしていきます!

ドラゴンヘッド・ドラゴンテイルが意味するものは?

双子座のドラゴンテイルと射手座のドラゴンヘッド時代の星読み解説に入る前に、 そもそもドラゴンヘッド・ドラゴンテイルって何なの!? ってところを復習しておきましょう。

ドラゴンヘッド・ドラゴンテイルのチャート上の特徴

占星術で扱うホロスコープチャート上で、ドラゴンヘッドとドラゴンテイルは以下のような2つのシンボルで示されています。

ノード軸 ドラゴンヘッド ドラゴンテイル

たまにドラゴンテイル(サウスノード)が示されないチャートもあるのですが、その場合でも ドラゴンヘッド(ノースノード)のちょうど真向かいにドラゴンヘッドが位置している ことを理解しておけば、位置はすぐにわかるでしょう。

以下は2020年5月5日、ドラゴンヘッドが双子座に入る日のチャートです。
ドラゴンヘッド ドラゴンテイル 双子座入り
双子座29度の位置にドラゴンヘッド、射手座29度の位置にドラゴンテイル、2つのポイントはちょうど対極の位置にありますよね。

このドラゴンヘッド・ドラゴンテイルの動きは他の惑星たちと違い、 常にチャート上を逆回り(つまり右回り)に進んでいきます。

過去に向かって進んでいくこの動きもまた、ドラゴンヘッドとドラゴンヘッドは私たちの過去世やカルマのようなものをつかさどると言われる由縁なのかもしれませんね。

また、占星術には【品位(ディグニティ)】と呼ばれる読み方があるのをご存知でしょうか?

ざっくり簡単に説明するなら【星と星座の相性】みたいな考え方です。この星がこの星座にいるときは影響が強まるとか弱まるとか、そういった読み方でそれぞれの星の影響力を測っていくものです。

今回はドラゴンヘッドが双子座に、そしてドラゴンテイルが射手座に入っていくわけですが・・・

この組み合わせ、実は「高揚(エグザルテーション)」と呼ばれる品位になります。

このドラゴンヘッド・ドラゴンテイルが双子座・射手座に滞在する5月5日から約1年半もの間、 通常よりもドラゴンヘッド・ドラゴンテイルの影響が強まる時期になる のです。

前世からの影響とか、今世で果たすべき使命とか。そういった不思議な運命(もしくはカルマ)のようなものを通常よりビビッドに感じられるような時期になりそうですね!

ドラゴンヘッドのチャート上の特徴まとめ

  • ドラゴンヘッドとドラゴンテイルは常に対極にある。
  • チャート上を逆回り(右回り)に進む。
  • 1つの星座におよそ1年半滞在する
  • ドラゴンヘッドは双子座で影響が強まる

ドラゴンヘッドとドラゴンテイルの違いは?

ドラゴンヘッドとドラゴンテイルの違いって何?なんて質問もたまに頂くので、ここでお答えしておこうと思います!

 ドラゴンヘッドの方は、月の軌道の昇交点、ドラゴンテイルの方は、月の軌道の降交点です。

ドラゴンヘッドの説明

元々ドラゴンヘッド、ドラゴンテイル(月のノード)というポイントは、インド占星術から生まれて西洋占星術に取り入れられたと言われています。

インド占星術ではドラゴンヘッドがラーフ、ドラゴンテイルの方がケートゥと呼ばれていますね。

というわけで、西洋占星術でこのドラゴンヘッド・ドラゴンテイルをどう扱うか?どう読むのか!?ということに関しては、実はけっこう曖昧だったりします。

先ほどもチラッと書いた通り、 私たちの前世やカルマ、今世ではたすべき課題や使命 に関わるというのは一般的に共通する考え方ですね。

まずドラゴンテイル(サウスノード)の方が、「過去世から私たちが慣れ親しんできたもの」「過去世の行いから生じたカルマ」を示しています。

そして、ドラゴンヘッド(ノースノード)の方はそんな 過去のカルマを請負い、より良い運命に書き換えるための課題を示すポイント なのです。

過去の行いにより課題が生じる(ドラゴンテイル)→現代においてその課題(過去のカルマ)を解決する(ドラゴンヘッド)という流れですね。

双子座と射手座のドラゴンヘッド・ドラゴンテイル時代の特徴

ホロスコープチャート上で向かい合う星座は、共通するテーマをもっています。

ドラゴンヘッドとドラゴンテイルが滞在する2つの星座の共通テーマが、今の私たちが取り組むべき課題を示しているのです。

双子座と射手座の抱く共通テーマは 【学び】【旅】【発信】【知恵と知識】 といったものですね。

2020年5月からは、 生活を通して新たな発見や学び、気づきを得たり、それを積極的に周りに広めていく といったことに集中して取り組むようになってくるでしょう。

どんな知識を得るか?どうやって情報を扱うか?といった課題ときちんと向き合い対処していくことで、より望ましい未来が切り開かれていきます。

知識や知恵を独占したり情報を隠蔽する様な行動は必ず淘汰されますよ。

また、人とのコミュニケーションの取り方や繋がり方を見直す機会が訪れることも考えられますね。

今はちょうど人との対話やつながりに新しいテクノロジーが導入され始めている時期になっていますが。

ここで学んだ知識や知恵を、これからどう活かしていくか!?といったポイントに注目が集まるようになってきそうですね。

また、双子座や射手座は「移動や旅」をつかさどる星座同士でもあります。

今は外出自粛ムードでまったく旅行などできそうにないのですが・・・これからは旅行や移動の在り方にも何か取り組むべきテーマがあるのかもしれませんね。

ドラゴンヘッド・ドラゴンテイルは世の中の出来事にどう関わる?

ドラゴンヘッド、ドラゴンテイルが位置する星座が、社会における大きな出来事に関わっているという見方をする方もいます。

たとえば、2018年11月から2020年5月までは蟹座ー山羊座の軸にドラゴンヘッドとドラゴンテイルが位置していたわけですが。

同じ蟹座ー山羊座の軸の時期には、911アメリカ同時多発テロ事件や、ケネディ大統領暗殺事件が起こったそうで。

今もアメリカを始め世界は新型コロナウィルスによる脅威にさらされショックを受けていますね。

まぁ何でも後から調べて大きな出来事ピックアップしてこじつけてるだけだろ、と言われてしまえばそれまでなんですけどねー・・・。

さて、双子座ー射手座のドラゴンヘッド・ドラゴンテイル時代には過去に何があったでしょうか!?

双子座ー射手座のドラゴンヘッド・ドラゴンテイル時代に起きたこと

2001年の10月から2003年の4月

日本では2002年にサッカー日韓ワールドカップが開催されましたね。

今ではサッカー日本代表チームがW杯出場って当たり前のようになってきてますが。

この頃はそれはもうサッカー日本代表チームがW杯出場なんて、夢のような話だったわけですよ!日韓W杯のひとつ前の大会、1998年フランスW杯で初めて出場できたのですから。

あと2001年10月にはiPodが発売されてますね。今はもうみんなスマホで音楽聴くのが当たり前だけど。この頃は「音楽をひとつの機器にダウンロードして持ち歩く」なんて、めっっちゃくちゃ画期的だったんですよう。

1983年3月から1984年9月

日本では東京ディズニーランドが開園したり(アメリカ国外初のディズニーランドだそうです)、ファミコンが発売されて一大ブームが巻き起こりました。

さらに1984年1月に初代マッキントッシュ(Mac)が発売!iPodが発売されたのも双子座ドラゴンヘッド時代でしたね。

やはり情報とトレンドの双子座ドラゴンヘッドだからか、新しい流行や画期的なコミュニケーション・ツールが次々生まれる時期になるのかな!?

1964年8月から1966年2月

1964年10月に世界初の高速鉄道、東海道新幹線が開通!

また、1964年10月には東京オリンピックが開催されました。

・・・2021年東京オリンピック、ちゃんと開催されるのかも。

双子座ドラゴンヘッド期に起こりそうなこと・まとめ

  • 画期的なツールや新しい交通手段の誕生
  • 東京オリンピック開催!?
  • 性別や人種、国籍の差の克服
  • 新たなエンターテインメントの誕生

まとめ

社会性の星座、山羊座からどんどん星が抜けていき、風通しがよくなってきました。

この5月5日のドラゴンヘッドとドラゴンテイルの移動によって、さらにふわっと軽やかなムードが漂ってくるようになるでしょう。

集団の責任や義務を引き受ける流れから、【個人として社会と適切な距離感で関わっていく流れ】に変わっていきますよ。

情報や知識の獲得や取り扱い方には十分に気をつけて。

また、今の世の中にふさわしいやり方で、他者との交流を積極的に行っていきましょう!

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