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2019年1月14日、15時46分に牡羊座の位置で上弦の月が起きます。日本ではちょうど成人の日ですね。
上弦の月は、満月に向けて満ちていく月のサイクルのちょうど中間地点。
2019年最初の満月に向けて、自ら意識して勢いをつけていく時ですね。
牡羊座は12星座の1番最初の星座です。物事の始まりや誕生をテーマに持ちます。
2019年、新しい年の始まりを迎えて、新年の抱負や目標を立てた人も多いでしょう。
この牡羊座の上弦の月は、あなたにとって夢を叶えていく理想のストーリーがグググッと盛り上がりを見せ始める最初のタイミングとも言えます。
起承転結で言うなら「承」の部分。ようやく物語が本格的かつ具体的に動き始めるのです。
ちょうど今は10天体すべてが順行中という、星のエネルギーがスムーズに前に向かって動いている時期です。
参照記事:「2019年1月7日、天王星逆行終了と10天体順行開始!私たちはいつまでに何をすべき?」
この牡羊座の上弦の月の影響を活かすことで、理想の未来に向かう勢いを一気に盛り上げていくことができますからね。
それではさっそく、今回の牡羊座の上弦の月の影響や効果的な過ごし方をホロスコープチャートをもとにお伝えしていきます。
目次【本記事の内容】
牡羊座の上弦の月を活かす効果的なアクション3つ
こちらが2019年1月14日の牡羊座上弦の月が起きるタイミングのホロスコープチャートです。
1.揺らがない意志と行動が鍵
牡羊座上弦の月が起きる瞬間のチャートは、何とも潔い星もよう。
まずは牡羊座と射手座という火のエレメントの星座に星が5つ。
そして活動宮の牡羊座と山羊座に星がギュッと7つ集まっています。
代わりに不動宮には星がひとつもありません。
熱い。熱すぎる。これはもう、自ら目標を設定し、その地に向かって全力ダッシュするしかないという星からの後押しがグイグイ来てます。
風のエレメント星座(双子座、天秤座、水瓶座)に星はひとつもありませんから、軽やかさや適当さはありません。
フラフラしない。寄り道しないでまっすぐ目指す場所に向かうこと。
あれこれ考えたり迷ったりする必要もありません。
とりあえず動きましょう。
前だけを向いて行動するときです。
振り返りや反省はまた後からでもできますからね。
2.あなたがぶち壊したい価値観は何?
牡羊座の上弦の月が起きる瞬間、月は自由と革命の星、天王星と重なっています(0度コンジャンクション)。
さらにそこに破壊的な変容のエネルギーをもだらす冥王星が90度スクエアのアスペクト(角度)でとんでもないプレッシャーをかけてきてますからね。
あなたはもう、変わりたくなくても変わらざるを得ない時期に来ているのです。
人は基本的に変化することを好まない生き物ですから。天王星&冥王星コンビからの影響により、不安や怖れといった感情に襲われることもあるでしょう。
しかし。不動宮にひとつも星がないこの上弦の月の瞬間、いくら不安や心配でも、あなたはその場にとどまっているわけにはいかないのです。
動いていれば、いずれどこかの地にはたどり着きます。
今は次々とやってくる変化の波を潔く受け入れて、自分の目指すべき場所にただただ向かうのみ。
これまでの経験により、あなたの中に自然と築かれていた常識や価値観。ここで破壊しましょう。
これまでの自分にはタブーとされてきたことも、今のあなたには逆に必要なことなのかもしれません。
3.腹を決めて自分の役割を果たす
今回の上弦の月は社会性のステージ、第10ハウスで起きます。
先日の1月6日の山羊座新月も第10ハウスで起きたガチガチの新月でしたね。
今はあなたの社会的な活動にフォーカスすべき時期なのでしょう。
「社会的な活動」というのは、単純に外でお金を稼ぐお仕事だけではありません。
自分の家から一歩外に出れば、あなたは様々な役割を背負う自分に気が付きます。
母であり、妻であり、娘であり、〇〇社の社員だったり、〇〇市民だったり。
それはもう様々な肩書があなたにはあるのです。
その自分に課せられた役割ひとつひとつを思い返しながら、自分がこの社会のなかで果たすべき責任は何なのか?考えてみましょう。
「あなたが過去世から引き継いだカルマ」を表すドラゴンテイル(サウスノード)も月に90度スクエアで関わってますからね。
あなたのこれまでの行いがすべて、今という時に集約されてくる時期なのでしょう。
思わぬ突発的な出来事に見舞われ、自分の役割が一変するようなこともあるかもしれませんね。
まとめ
今回の牡羊座の上弦の月は、山羊座の星たちや第10ハウスの影響により、社会的な活動や自分自身の果たすべき責任にフォーカスするタイミングです。
ただし、私たちはこの社会の一員でありながら、同時にひとりひとりがそれぞれの輝きを放つ個人でもあります。
自分がきっちり腹を決めてこの社会における役割を認識し、責任を果たす決意を固めたなら。
1月21日に起きる月食をともなう獅子座満月で、あなたにとって何か象徴的な出来事が起きることも考えられます。
次の満月で、「この社会のなかで自分らしく輝く」ための答えが自然とでるはずですよ。