2019年最初の新月は1月6日。午前10時28分に山羊座の位置で迎えます。
なんと部分日食をともなう新月(しかも日本全国で観測できる!)とあって、なんだか新年早々わくわくする日になりそうですね。
しかーし。
なんたって今回の新月はガッチガチに硬派でハードボイルドな男前の星座、山羊座で起きる新月ですから。
山羊座の支配星は、私たちが社会的に成長するための課題を与える星、土星。
しかもその土星は現在、どっしり自分のホームタウン山羊座に居座って私たちにビシバシ愛のムチを与え続けてます。
ふわふわ浮かれてはいられません。
今回の新月は楽しいことばかりではないのです。
ビシっと襟を正し、ガッツリ覚悟を決めて臨むべきタイミングと言えるでしょう。
1月6日の新月に私たちが決めるべき覚悟や星の影響、そして部分日食が私たちにもたらす意味についてお伝えします!
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目次【本記事の内容】
やぎ座の新月が私たちにもたらす影響は?
山羊座という星座についてイメージをふくらませる時、わたしはいつも島耕作を思い出します。
課長からはじまり、長い年月をかけて大企業のいち社員としてのストーリーを積み重ね、そして会長にまでのぼりつめた島耕作氏。
山羊座のストーリーもまさにそんな感じです。
超野心家で、12星座のなかでも際立って現実主義の地の星座。
自分の名刺にビシッと輝く肩書きがほしいのです。
そして貪欲に自分が目指すゴールにむかって一歩一歩前進し続けるのです。
山羊座の位置で起きる新月の特徴
- 社会的な集団における責任と役割を認識する
- 自分にとっての社会における明確なゴールを定める
- 現実的な成功とキャリアを追い求める
山羊座の新月でわたしたちが意識することになる社会的な成功、野心、輝かしいキャリアや肩書き。
わたしにはそんなの関係ないわ、なんて敬遠する人も中にはいるでしょう。
そりゃそうです。誰もが大企業の会長や重役になりたいわけじゃありませんから。
社会というと、どうしても「お金を外で稼ぐお仕事」のイメージがありますが。
山羊座がつかさどるのは、もっと広い意味での「社会」です。
自分の家から一歩外に出れば、そこはもうあなたにとっての山羊座領域。
外の世界で、自分はどんな風にみられたいのか?どんな風に呼ばれたいのか?どんな自分でありたいのか?
今回の新月にはそこをじっくり考えた上で、新月の願いごとやアファメーションに活かすようにしてみましょう。
[ad#ad-1]山羊座新月に私たちが決めるべき覚悟とは?
野心を燃やす超現実主義の星座、山羊座で起きる新月においては、フワフワとした夢みる浮かれモードはNG。
現実という荒波にザブンと真正面から飛び込んでいく勇気と決意と覚悟が必要です!
1.現実を直視すること
ここまで、山羊座がいかに硬派でガチガチのリアリストな社会性の星座なのかといった点を解説してきました。
1月6日の新月が起きる瞬間、太陽と月はそんな山羊座のど真ん中15度の位置で重なります。
さらに、水星、土星(山羊座の支配星!)冥王星と、太陽と月を合わせたら計5つの星が山羊座の位置に。
もっと言えば、太陽と月の軌道の交点であり「前世から背負ったカルマ」をあらわすドラゴンテイル(サウスノード)も現在は山羊座にあります。
さらにさらに。今回の新月は山羊座的なことをするお部屋、社会性や仕事、肩書きをつかさどる第10ハウスで起きる新月です。
もうお腹いっぱいで苦しくなるほどに超山羊座濃度MAXな新月、それがこの2019年最初に起きる新月なのです!
何度も山羊座の性質について書いてますが、ここでもまた書いちゃいます。
山羊座は、超現実主義の星座であり、この社会における自分なりのゴールに向かって、ひたすらコツコツ歩み続ける野心と努力の星座です。
現実を見るのって、怖いことです。
散々正月に美味しいもの食べてダラダラした後で体重計に乗るのが怖い、みたいな心境です。
でも、今回の新月においては、どんなに怖くても自分の置かれた状況と目の前の現実を直視すること!
今の自分を知る勇気を持ちましょう。
そして、その上で自分にとっての社会的なゴール、理想のポジションを明確にイメージし、その地に向かって動き出しましょう!
2.余計なものをそぎ落とすこと
2019年1月6日、山羊座の新月が起きる瞬間。
ホロスコープチャートをみてみると、闘神マルスの星、火星が「個人的な動機」をつかさどる部屋、第1ハウスに。(注*左上の表示がFULLMOON(満月)になってますが、Newmoonの間違いなので気にしないでください!)
「2019年1月の星もよう【部分日食の山羊座新月と月食の獅子座満月を迎えて】」の記事でも書きましたが、火星は私たちのなかの個人的な欲求に従い前に突き進むエネルギーをつかさどる星。
火星がホームタウン、牡羊座に滞在する1月1日〜2月14日までは、その能動的かつ衝動的な行動力のエネルギーが通常よりもはるかに高まっています。
1月6日の新月の瞬間は特にそんな純度の高い火星エネルギーが私たちのなかに湧き上がるでしょう。
2019年新しい年における目標やゴールに向けて狙いを定めるなら、火星エネルギーがググッと効いてくる今回の新月はベスト。
そして、「狙いを定める」ということは、イコール、「狙っていない他のものは要らない」ということ。
目標とする的(まと)が何個もあったらどっちに進むべきかわかりません。
狙いはひとつに定めて。
そして余計なものは大胆に投げ捨てて。あきらめて。
そんなシビアに余分なものを斬り捨てるかっこよさ、みたいな態度をこの新月には意識したいところですね。
3.わかりやすい成功を貪欲に求めること
勝ち組負け組、なんて言葉があります。
一般的には、お給料が高かったり、企業など集団のなかでの地位が高かったり、あるいはそんな人と結婚して玉の輿にのったり。
そういった人々のことを「勝ち組」と呼ぶのでしょう。
一方で、「そもそもそんな勝負の舞台にわたしは上がってませんから!」という人もいるかと思います。
いずれにせよ、今回の新月で目指すべきは「この社会における自分なりの勝利」です。
外の世界において、あなた自身が目指すべきゴールにたどり着けたなら、他の人からどう見えようともあなたは勝者になります。
山羊座ムードが濃厚なこの1月の新月、野心を燃やし、自分自身の社会におけるゴールをきっちり設定してみましょう。
今現在、山羊座には鬼コーチのようにビシバシと私たちを鍛える気満々の土星さんがおります。
ちょうど新月が起きるタイミングも、0度コンジャンクションのアスペクト(角度)で土星と月&太陽はかさなりますからね。
あなたがビシッと潔く自分の目指すゴールを定めたなら、土星が私たちにその場所に向かうために
乗り越えるべき課題を示してくれるはずです。
2019年始まって早々に土星さんからのきっつい愛のムチが飛んでくる可能性もありますが。
前向きかつポジティブに、体育会系のノリで課題を受け入れ乗り越えていきましょう!
4.社会的な集団における役割をたしかめること
山羊座は外の世界における集団生活をつかさどる星座です。(ちなみに、山羊座の真向かいの蟹座は、内の世界における集団生活(=家庭や家族)をつかさどる星座になります。)
あなたがこの1月の新月で願いごとや目標を書き出す上で、きちんと意識しておきたいのは、「自身の社会における役割」です。
人はいくつもの「社会的な顔」や「肩書き」を持っています。
お仕事をしている人は、もちろん「わたしは〇〇社で課長をつとめるものです」「わたしは〇〇というネイルサロンを経営してるものです」なんてさらっと社会における自分の役割や肩書きを言えるでしょう。
それ以外でも、学生さんだって「〇〇学校の何年生」という社会的な役割があるでしょう。
主婦だって、「〇〇家の長女であり妻であり母でもある」という社会的な役割があります。
山羊座がつかさどる「社会的な役割」は、ひとつだけではないのです。
自分のこの社会における役割はなにか?すべて確認してみましょう。
その上で、いかにその役割をまっとうできるのか?どんな責任が自分には課せられているのか?といった点を意識すること。
ちょうど、「前世からのカルマ」をつかさどるドラゴンテイルが山羊座に位置している今。
あなたがこの世界で果たすべき使命がはっきり浮かび上がってくるタイミングですからね。
ご自身が背負うべき社会的な役割と責任はきっちり見えてくるはずです。
山羊座新月と部分日食のコラボはどんな意味をもたらす?
2019年1月6日の新月は、部分日食をともなう新月となります。
今回の部分日食の観測時間や、占星術的な影響と過ごし方、そして新月の願いごとを書く上での注意点については「山羊座の新月は部分日食。どこで見られる?その影響は?」の記事も参考にしてみてくださいね!
過去や無意識、魂の記憶をつかさどる月の軌道と、現在や意思、能動的な行動をつかさどる太陽の軌道が交差するポイントがノースノードとサウスノード。ドラゴンヘッド、ドラゴンテイルとも呼ばれてます。
そして、そんなノードの近くで起きる新月や満月が日食や月食をともなうことになります。
今回は山羊座のドラゴンテイルが絡む日食ですからね。
仕事や社会におけるなんらかの活動において、理不尽に感じるようなことを経験するかもしれません。
ドラゴンテイルは、あなたの前世における行いを清算する場所です。
つまり「あなたにとってのカルマ」をつかさどるポイントなのです。
なんでこんなこと起きるの!?なんてショックな出来事を体験するかもしれませんが、それはあなたの前世における行いの結果なのかもしれない。
そして、その行いを清算するためのイベントがこの1月6日の日食のタイミングでやってくることも予想されます。
どーんと構えて、何が起きても「過去世の清算なのね」と割り切って、前向きに対処していきましょう。
2019年1月6日山羊座新月のまとめ
今日は、テレビで箱根駅伝の中継をみてました。
それぞれの大学名がはいったタスキをかけ、一人一人がひたすら自分の役割をまっとうするためコツコツと走り抜ける姿。
太陽が山羊座にあるこの時期を象徴するような、美しい世界ですよね。
今回新月が起きる山羊座は、現実における理想のポジションや明確なゴールを目指してコツコツコツコツ走り続ける長距離ランナーのような星座なのです。
あなたが背負ってる看板、社会的な役割はなんでしょう?
自分はどこを目指して走り続けるのでしょう?
それをこの2019年1月6日の新月の日には徹底的に分析し、新しくはじまった年、2019年を最高の勢いを持ってスタートさせてみてくださいね!