占星術で“心の傷”をあらわすとされる小天体キロン(カイロン)が2018年4月17日に魚座から牡羊座に移行しました。
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前回のキロンが星座移動したのは約8年前の2010年の4月20日。水瓶座から魚座に移動。
そこから先月の17日までのおよそ8年の間、じっくりじっくり魚座を進行していたんですね。(※2010年7月20日~2011年2月9日までは逆行で水瓶座に滞在)
個人の抱える“魂の傷”をあらわす小惑星、それがキロン。
生まれつき「苦手だなー」とか「ここは他人に触れられて欲しくないんだよねー」みたいな他者に隠したい部分を、自分が生まれた時にキロンが位置していた星座でみていくことができます。
ちなみに、若干似たような性質の星、土星がつかさどる領域は社会で生きていく中で与えられる果たすべき義務や責任、乗り越えるべき課題、プレッシャーです。
一方、キロンがつかさどる領域は生まれつきのコンプレックスとかトラウマみたいなもの。
克服する、というよりは、 個人にとっての生涯をかけて癒してあげるべきポイント 、かな。
キロンは8~9年ほどひとつの星座に滞在するわけですから、同世代の人たちの出生チャート上には大体みんな同じ星座にキロンがあります。
というわけで、キロンの影響が個人的に実感できるくらい濃く現れてくるのは、やはり出生チャート上で太陽や月にキロンが何らかのアスペクト(占星術での特定の角度)を取っている人々。
今回はキロンが個人にもたらす影響や自分が癒すべき心のポイントの見つけ方についてお伝えしていきますね!
小天体キロンの役目とは?どんな影響を個人に与えるの?
小天体キロンは、「傷ついたヒーラー(癒し手)」と言われています。
他者を癒すけれど自分自身は癒す事の出来ないかわいそうな子、それが小天体キロン。
土星と天王星の間をまわっています。
画像参照:https://www.astrograph.com
社会的な責任を果たすために制限を与える土星と、自由と革命のエネルギーをもたらす天王星。
この両極端な2つの星のバランスをとるための仲介人的な役割も担っていますね。
キロンがうまく働いてくれないと、自分のなかに存在する社会的な自制心と自由を求める気持ちのバランスが取れずに葛藤が生じる事も。
この葛藤が自分自身のなかの心の傷につながっている場合もあるでしょう。
出生チャート上で太陽や月にキロンが何らかのアスペクト(占星術での特定の角度)を取っている人々は、キロンのもたらす「個人的なネガティブポイント」の存在を強く感じやすいです。
私事ではありますが。実は私自身がまさにそんな出生チャートの持ち主。涙。
出生時の月とキロンがぴたり同じ度数で重なってるんですよ...。
しかもその月とキロンは個人的な存在意義を示す第1ハウスにありますから。
もう生まれつきのネガティブ野郎ですわ。
私の月は双子座にあるのですが、コミュニケーションが得意でおしゃべりな星座のはずなのに、私は人づきあいがほんとに苦手で話すのも苦手で...
って、基本的にこんな自虐ネガティブモードなのもキロンちゃんの仕業かもしれませんね!!
ちなみにキロンのマークはこんな感じ↓アルファベットのKとOがくっついたようなマークですね。
果たして自分の出生チャートでキロンはどんな位置にあるかな?どんな星と関わっているかな?って探してみるといいでしょう。
自分が苦手意識を抱えていたポイントの出所がキロンの影響下にあったりしますからね。
12星座別のキロンでみる、あなたが癒すべきポイントや痛みを感じやすい場所についてはコチラの記事で確認してみてくださいね-!
https://charkhanote.com/2018/05/chiron-astrology-2/”]