先日チラッと、今年の12月20日に土星が山羊座に還ってくるよーなんて話をしました。
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土星は言うなれば頑固親父の星。私たちを鍛え上げるために負荷を与えてくる星です。
というわけで、昔の占星術では土星は凶星として忌み嫌われてました。
しかーし。
何らかの負荷がなければ筋肉が鍛えられないのと同様に、土星のエネルギーが作用してくれないと人間的な成長もないわけで。
個人的な成長をもたらすための負荷を与え、社会がみなにとって心地よくあるための節度を与えてくれる星、それが土星なんですね。
土星は山羊座の支配星です。今年はホームタウンである山羊座に還ってくるわけですから、2017年末から2020年末までは、より強力になった土星エネルギーがこの地球上に降り注ぐシーズンと言えるわけです。
ちなみに最近発売された石井ゆかりさんの本、3年の星占い 山羊座 2018-2020の帯に「王様の星の帰還、特別なスタートラインに立つ」と書かれているのを見かけたのですが。
これも土星が山羊座の支配星だからってことですよね。(中の文章は読んでいないのですが、そういうことだと思う)
土星は山羊座王国のキング(=支配星)ですから。
「特別なスタートライン」ってのは、「社会的なけじめをつける時期」ってことかな?
山羊座土星入りで巻き起こる事が予想される社会変革とは!?
前回の土星の山羊座入りは、1988年から1991年の年明けくらいまででした。
ちょうど30年前くらいですね。
つまり来年28~30歳くらいの人には「土星回帰(サターンリターン)」という時期が訪れるってことなのですが。
個人における「けじめをつける時期」、土星回帰(サターンリターン)についてはコチラの記事を参考に。
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山羊座土星シーズンにもたらされる社会的な影響は、けっこうタフです。
国家レベルの決められた枠組みや慣習、伝統を再構築するような動きも起きてきます。
社会、組織といった山羊座が司る領域に、超えなくてはならない負荷がかかるんですね。
前回の山羊座土星シーズンには、昭和天皇の崩御、昭和から平成への時代の移り変わり(これはなかなか大きかった!)そして天安門事件。ベルリンの壁の崩壊。
そんな極めて大きな社会変革が起こってたんです。
何でもこじつけるのアレですけど、ここ最近は相撲業界の在り方にも変革のための負荷みたいなものがかかってきてますよね。惑星の星座移動による影響は、パキッと切り替わるのではなく、徐々に移行していきますので、すでに土星山羊座の空気は表れ始めています。
山羊座は「伝統」といったテーマもありますから、大相撲も山羊座の影響を大きく受けている世界です。
ちょっと先の話ですが、2020年には、木星と冥王星、土星が重なるトリプルコンジャンクションという現象が山羊座で起きます。
木星と土星が同じサイン(星座)で重なることをグレートコンジャンクションと呼び、これは約20年に一度起きるのですが...。
グレートコンジャンクションだけでも、社会的な変革を表す星模様なんですけど、そこに破壊と再生の星、冥王星が絡んでくるという、トリプルコンジャンクションはなっかなかの社会的な影響が考えられる凄まじい配置なんです。
2020年はちょうど東京オリンピックの年ですけどね...。果たして無事に済むのか!?と少々心配にもなる星まわり。
何が起きるかはわかりませんが、ドでかい変革があることは確かです。
そんな感じで土星X山羊座シーズンは全地球レベルで頑固親父(土星)からのプレッシャーが強くなるシーズンなんですけど。
与えられた負荷、背負わされた責任を楽しめるくらいの余裕で過ごしていきたいですね!
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