昨日(8月1日)、金星が蟹座入りしました。
私には、女神(金星)が宮殿の中(蟹座の領域=家)に引きこもって身ごもるイメージが浮かびます。
蟹座のキーワードはザックリ言ってしまえば「家」「身内」「母性」。
自分が守るべきものや守りたいもの、抱えたいもの、お世話をしたいもの、そういったものたちを慈しむ雰囲気に今はこの地球全体が満たされていると言えるでしょう。
極端な話をすると、実際に自分に家族がいなくてもいいんです。固い殻に覆われた自分の内側(ホーム)にあるものを慈しむ。それが金星蟹座シーズンの雰囲気。
金星蟹座記念の婚活話
この時期、特に女性にとっては「家庭」というものへの意識が強くなるかもしれません。シングルの人は、「結婚」というものがいつも以上に気になってくるかも。
占いといえば恋愛の相談、結婚の相談などがつきものです。明確なゴールもなく期日もない話だからこそ、占いというちょっと不思議なものに頼りたくなるのでしょう。
よく、就職活動は恋愛や結婚と同じだ、なんて言いますけど。
就職活動が地の星座(おうし、おとめ、やぎ座)っぽい領域=現実的だとしたら、恋愛や結婚は水の星座(かに、さそり、うお座)っぽい領域=感情的、という決定的な違いがあります。
地の星座は形あるものや理論を好む現実的な星座ですが、水の星座は言葉では表せない、よくわからない“感情”の領域を司る星座です。
就職活動は、エントリー期日や面接の日時や場所もすでに確定しています。そして合否もはっきりしてます。
一方で、恋愛や結婚はエントリー(告白)の日、面接(デート)の日、場所、アプローチの方法、すべて自分で決めなくてはならないですし、決めたところで合否(結婚の可否)が出るか出ないかもわかりません。
答えが出るかどうかもわからないし、そこまでどうやってたどりつくかの理論すら存在しない。
そんなモヤモヤした領域の答えをもらいたい時に、「占い」という、これまたなんとなくモヤモヤしたものに頼りたくなるのかもしれません。
「別の占い師さんにみてもらった時に、彼とは相性が最悪なのでやめた方がいいと言われたんです。」
なんて話もたまにあるんですけど。
占星術は相性の良し悪しを判断するものではなく、自分の好きな人(もしくはパートナー)に対してどういうアプローチをしたらいいのか、どういう関係性を築くといいのか、を見極める方法だと思ってます。
「私、結婚できるんでしょうか」
なんて話もたまにありますが
結婚できない人はいないと思います。
ただ、いわゆる「婚活」の方法がその人の星の配置によって異なるだけです。
婚活パーティーとかお見合いが向いている人もいれば、そういうアプローチがまったく向いていない人もいます。
たとえば「反逆」や「個」がキーワードのみずがめ座の傾向が強い人にとって、型にはめられるような婚活パーティーは苦痛になるだけなのでやめた方がいいと思います。
一方で、地の星座(おうし、おとめ、やぎ座)の傾向が強い人は婚活パーティーのような形と理論がしっかりしている婚活は向いていると思います。先程も書きましたが、地の星座は形あるものや理論を好む現実的な星座なので。
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